【消費税率10％への引き上げは「1年半後」、ではなく「1年後」!?】

消費税率10％への引き上げの予定が、あと1年半後の2019年10月となりました。

「まだまだ先の話…」と思うかもしれませんが、実は、約1年後の3月31日という日付が住宅の消費税率を左右する可能性がある大事な日付なのです。なぜなら…

• 消費税率は引き渡し時点の税率が適用されます！

住宅にかかる消費税は工事が完了し、引き渡しを受ける時点の税率が適用されます。2019年9月31日までに引き渡しされた住宅は8％ですが、10月1日以降になると10％の税率となる予定。1日の違いで大きな金額差を生じる可能性もあるのです。

ただし、注文住宅など完成までに時間を要する工事の場合は、2019年3月31日までに契約したものは、引き渡しが10月以降になっても税率8％が適用される「経過措置」が受けられる見込みです。

つまり、1年後の3月31日は「消費税の適用税率を左右する大事な日」とも言えるのです。ご理解いただけましたか？

• 住宅購入に消費税が関連するのは…？

【本体価格】　土地代金には消費税は非課税、建物の本体価格に課税されます。

【諸費用】　住宅ローンの事務手数料、司法書士への報酬、仲介手数料、家具家電の購入費用などに課税されます。

ポイントは土地以外のほとんどの費用に消費税が課税されるということ。たとえば建物価格が2000万円の場合、消費税は160万円(8％)が200万円（10％）へ引き上げられることになり諸費用分も考えると50万円近く負担が増えるかもしれません…。決して小さな金額ではないですよね！

2018年は消費税率のことも頭の片隅にいれながらマイホーム計画を進めてくださいね♬