前回に続いて「阿成 モデルハウス」のこだわりポイントを、勝美住宅姫路店建築部グループ長の久家猛生に聞いてみましょう。
- “光井戸”について詳しく教えてください
「屋根の天窓から2階の子ども部屋の真ん中を貫き、1階のキッチン上部までの吹き抜け空間にすることで、自然光を取り入れる“光井戸”としました。ダイニングキッチンへの採光目的に加えて、1階で家事をするお母さんが2階の子どもの気配を感じることができるように、2階には室内窓を設置しています。
また、もうひとつ玄関の上部にも天窓を設置して、2階の廊下と玄関ホールへ自然光を取り入れるようにしました。天窓からの井戸部分は台形状の設計として、光が広がるように計算しています。」
- 主寝室には「隠し部屋」のような書斎があるそうですね!
「寝室の引き戸の奥はクローゼットと小さな階段になっていて、数段の階段を上がると、隠し部屋のような細長い書斎スペースが出現します。足元は盛り込みにして1人で座れるカウンターを設置。窓の向こうには山並みが目に入るように設計しています。トーンを抑えた壁のクロスや照明など、「自分だけの時間を大切にしたい」という、男性を意識した空間づくり行いました。
狙い通り、ご覧になった男性は「おおーっ、いいな!」というリアクションをされますね(笑)。
- 男性を意識した設計が多いのでしょうか?
「そうですね。すぐ近くにある下野田モデルハウスは女性視点を意識したナチュラルでかわいいテイストの設計なので、比較検討していただけるように、阿成は男性視線を意識したコーディネイトとしています。フローリング床材、壁のクロス、照明器具、スチール板のスイッチプレートなどもぜひチェックしてみてください!」
- 設計にあたって、苦労した点はありますか?
「フリースペースや隠れ家書斎、光井戸など空間を縦に利用する工夫をたくさん取り入れたので、空間をうまく納めるための立体設計が難しかったですね。」
いかがですか、立体的な空間活用法など皆さんのお住まいにも活用いただけるアイデアもあったのでは? ぜひ現地で久家のこだわりをチェックしてみてください!
「阿成モデルハウス」の詳細はこちらです。
ナチュラルテイストの「下野田モデルハウス」はこちらです。