【変動型と固定型、住宅ローンの金利タイプ選びで迷っています…】
みなさん、「マイホーム計画2018」は進んでいますか?
先日、来店されたお客様から、冒頭のような住宅ローン金利についてのご相談をいただきました。
「フラット35」など固定型の金利も充分に低いのですが、変動型では0.5%前後という金融機関もありメリットも大きい…。でも変動型は金利上昇のリスクがあるので迷ってしまう…とのことでした。
迷っている方に、判断材料のひとつとしてご案内しているのが、家計の状況についてです。変動か固定か、それぞれに向いているケースをご紹介しましょう。
【変動金利のメリットが大きいケース】
家計収支に比較的余裕があり、貯蓄などで金利上昇に対応できる人。また、自己資金が多く借入額が少なくてすむケースや、借入期間が短いケースも該当します。現在は非常に金利が低いので、元本が早く減っていくことで返済効率も高くなります。
【固定金利のメリットが大きいケース】
家計収支にあまり余裕がなく、金利上昇の影響を受けやすいケース。また共働きのご夫婦で、出産・育児によって収入の変化が考えられるケースも該当します。確実性が増す全期間固定型を選択したほうが安全性が増します。
実際には、金利上昇のリスクも理解したうえで変動型を選択される人が半分を超えているようです(住宅金融支援機構の「民間住宅ローン利用者実態調査」より)。ご相談に来られたお客様も、最終的には変動型を選択されましたよ。
住宅ローンは何十年もお付き合いをすることになる重要な選択です。迷って当然なので、遠慮なくご相談くださいね!