こんにちは、勝美住宅です。
今回はぜひ皆様の家づくりのヒントにしていただきたい建築事例、T様邸をご紹介します。
こちらのお宅の魅力は、なんと言っても、吹き抜けを通していくつもの空間がつながる一体感でしょう。
1FのLDK、リビング階段の踊り場を利用したワークスペース、2Fバルコニー、そして引き戸を開ければ主寝室までもひとつになります。
「家族が家のどこにいても、互いの気配を感じられるようにしたい」というご希望から、こんなにも大胆な設計になりました。
1F全体は吹き抜けのLDKになっていますが、通りからの視線に配慮して、デッキスペース以外に大きな開口部を設けていません。
ところが、そんなことはみじんも感じさせない明るさです。
外に向かって閉じ、空に向かって開くことで、プライバシーを守りながらも陽だまりのような住まいを実現しました。
外観のアクセントになっているバルコニーの格子も、陽光を取り込みながら視線をカットする仕掛けのひとつです。
リビングの一角に和室コーナーを配置しました。
家づくり中はまだ奥様のお腹の中にいたお子様のおむつ替えスペースとして、家事をしながら見守れるキッズスペースとして大活躍です。
また玄関にはベビーカーが楽々入る収納室を用意して、子育てのしやすい家になりました。
「住宅メーカーは4~5社まわり、本で間取りの研究も重ねました」とおっしゃるだけに、考え尽くされた空間ですね。
とりわけ、子育て中の方にとっては参考になる事例ではないでしょうか?