【“ツボタンカ”って？　「坪単価」はその計算方法に要注意】
みなさん、「ツボタンカ」って聞いたことがありますか？
マイホームを検討中の方であれば「坪単価」という言葉はご存知だと思いますが、その数字の判断には注意が必要です。

土地に関しての坪単価計算方法はシンプルです。
例）土地価格1000万円÷土地面積40坪（約132㎡）＝25万円
この場合は坪単価が25万円になり、周辺の土地などと比較することで割安、割高といった価格判断の目安になりますね。

一方、建物の坪単価は計算方法を確認して、比較検討する必要があります。
例）建物価格2000万円÷延床面積40坪（約132㎡）＝50万円
注意したいのは「建物価格」にどこまでの費用が含まれているのか、そして「延床面積」はどこまでの範囲を含んでいるのか、ということ。

「建物価格」には建物本体以外に消費税、照明器具やエアコン、電気やガスの配管費用、仮設トイレなどの施工管理費用などを含んでいるケースもあれば、そうでないケースもあります。つまり検討している各ハウスメーカーの坪単価を正確に比較したいのであれば、「建物価格」には何が含まれているのかを確認する必要があるということです。

もうひとつの注意点は「面積」の計算方法です。通常「延床面積」には各階の床面積を合計した数値を用いますが、ハウスメーカーによっては玄関ポーチや吹き抜け、バルコニーやウッドデッキなど床面積に含まれない部分を加算した「施工面積」を使用するケースもあります。当然ですが、分母となる面積の数値が大きくなる方が、坪単価は安く感じられるはずです。ちなみに勝美住宅では「延床面積」を使用しています。

「坪単価」を比較して一喜一憂する前に、「建物価格」にどの費用が含まれているのか、「延床面積」はどう算出しているのかを確認してみるといいでしょう♬
分からないことがあれば、お気軽にご相談くださいね！