【数字でわかる高気密住宅の快適性能、「C値」とは?】
こんにちは、勝美住宅です。
住宅の性能を示す数値のひとつに「C値」があります。
「C値」とは住宅の気密性能を表す数値。建物全体にある隙間面積(㎠)を延床面積(㎡)で割って算出するもので、「次世代省エネ基準」では5.0㎠/㎡以下とされています。値が小さいほど隙間の少ない家と判断することができます。
先日ご紹介した「UA値」は外壁や屋根、床、窓といった家の「外皮」を通じた熱損失を示した数値でしたね。いくら外皮の断熱性能が優れていても、隙間だらけの家であれば意味がありません。快適な住まいを実現するためには気密性を判断する数値、「C値」も大切な意味を保つのです。
高い気密性能を目指して工事を進めた建物が目標通りの施工ができているかどうかは、実際に空気の流入量を測定する「気密測定」を行うことで測定できます。
写真は現在建築中の「高丸モデルハウス」の工事中の様子。気密施工がほぼ終わったタイミング、気密測定直前の様子です。断熱材には夏でも冬でも安定した性能を発揮する「高性能グラスウール」を採用し、断熱材同士の継ぎ目には、もれなく気密テープ(写真の黒い部分)を施工して気密性を高めています。
「高丸モデルハウス」では様々な処置を行う事で、気密測定の結果はC値0.3㎠/㎡という高い数値を実現することができました!
こうしたモデルハウスでの施工実績が、お客様にお届けする一棟一棟のお住まいにも活かされていくのです!「高丸モデルハウス」は9月にお披露目を予定していますので、お楽しみに!