【住宅ローンの金利が上がるかもしれない?】
みなさん、こんにちは。
勝美住宅です。今回は住宅ローン金利についてご紹介しましょう。
「住宅ローン金利が上昇している」という記事をご覧になり、少し焦りを感じた方もいるかと思います。実際に、メガバンクでは10年間固定型の住宅ローン金利を3月から引き上げる動きがみられました。また、全期間金利固定型の「フラット35」の金利も3月に引き上げられています。
この背景にあるのはアメリカの金融引き締めの影響を受け、日本でも長期金利が上昇傾向になっている経済事情です。ウクライナ情勢の影響で資源価格が高騰するなど、今後も金融引き締めは強まっていく可能性があります。その結果、固定型の金利は上がっていくかもしれなません。
一方で、変動型住宅ローンの金利は据え置かれたままです。これは金利決定の仕組みが違うから。変動型は日銀が決める政策金利に連動するため、長い間据え置かれた状態が続いています。政策金利は景気の動きを見ながら決定されていますが、コロナ禍からの立ち直りもまだ時間がかかりそうですし、金利が引き上げられるとしてもしばらく先になりそうです。
となると、変動型と固定型の金利差は大きくなります。
将来の金利変動のリスクを考えても、当初の返済額を抑えることができる変動型を選ぶケースも多いのもそのため。今後もこの傾向は続くかもしれませんね。
変動型と固定型、実際の返済額にはどれくらいの差が生じるのか、資金計画のシミュレーションも承っていますので、お気軽にご相談ください。